アブサンに憧れて20年、いろいろな遠回りしましたが
ついに東京クラフトリキュールのアブサン第一作目を完成することができました。
スイスのアブサンの里を訪れた際に、「アブサンはニガヨモギ、ヒソップ、レモンバームの
3つ植物を主原料に後はメーカーごとのレシピで特色を出しているお酒なんだ!!
大事なのはこの3つ。ニガヨモギだけじゃないんだ!!」
日本でアブサンをせっかく作るんだったらばこの3つのボタニカルは国産を使おう!!
と思っておりましたがニガヨモギを始め素材の栽培を受け持ってくれる農家さんは見つからず
自ら育てるにも東京には場所もなく、素材集めは困難を極めました。
多くの方との出会い、別れ、畑の開墾。
ボタニカル素材の育て方、香りや配合の試行錯誤
蒸留法を始めとするアブサン製造の知識
酒造免許の取得など
パーツを集め20年の歳月がかかってしまいました。
まだまだ、アブサンの深淵の入り口に立っただけですがご賞味いただければ幸いです。
私が栽培したニガヨモギだけでは足りずに、山形県の平氏に提供をいただきました。
ラベルは今まで出会った最高のアーティストである山村まゆ子に
ご協力いただきアブサンの素材である3つのボタニカルをモチーフに描いていただきました。
アブサンのタイプはスイス・ヴェルトを基本に