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ウイスキー風リキュール製造、書類仕事、材料手配が完了し、仕込み段階に到達。
モルト原料でまずは作ってみるはずでしたが
その先のバーボン風、つまりコーン原料が先に届いてしまいました。
ということで北海道のスイートコーンで初仕込み。
通常のバーボンはトウモロコシ51%以上80以下のマッシュビル(仕込配合)ですが
わからないことだらけです。
元々はトウモロコシの中でもデントコーン、飼料用ともされるそのまま食べても余りおいしくない収量が多い加工専用の種類を使います。生のままではなく一度乾燥させて粉砕してから仕込むのですが
今回使うスイートコーンは生でやってきます。さて
仕込配合はどうやって計算するんでしょうか?
よくわからないのでとりあえず経験上乾燥すると1/4ぐらいになるということから強引に計算してみます。
まあとりあえず、3~4割のモルト麦芽で糖化させることに
麦芽は先日届いた「モルトミル」で粉砕。
可変速ドリルを持っていなかったので新しく購入して取り付けしたのですがうまく粉砕されません。
隙間ケージの調整が甘いのか?組み方間違えた?とあれこれ格闘。
結果、ドリルのパワーが足りない。手持ちのマキタで試してみるとスピーディーに粉砕してくれました。
マキタの18vは素晴らしい!!
トウモロコシは外側とヒゲを毟って、全て石焼でデンプンをアルファー化していきます。
このトウモロコシすでに十分甘いので糖化のしなくてもいいんじゃないのか?という誘惑を振り払って
無心で焼きトウモロコシを焼いていきます。
蒸留所はいつもはハーブの香りが漂っていますが今日は焼きトウモロコシの香りに包まれます。
量が多いので6時間ほど時間が経過。
並行して、焼きトウモロコシをピーラーで粒を分離していきます。
粒だけにしたら「モルトミル」で粉砕のはずが(ウェット材料も行ける!?と言われていたけど)
粉砕できない・・・・。
結局全て、少しづつミキサーでマッシュを作っていきます。(100kg単位だったら死んでたな)
たった、16kgで良かった。ほんの2時間ぐらいで粉砕。
モルトと併せて糖化作業を行います。
糖化作業は順調に進んだけど(加熱と温度管理は得意なので)
でも冷却が大変。
桶に氷水だけじゃ中々冷えない。
さぼらず、チラー作っておけばよかった。
ようやくマッシュ完成。
大量のコーンスープ。
それっぽいです。
酵母を投入してようやく仕込み作業終了。
18時間ぐらいかかった
翌日、発酵が始まっているのを確認できて一安心です。
知識ではわかっていてもいざやってみないとわからない。
少しづつ改善して進歩していくのです。
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