国産アブサンとヒソップ
ヒソップ/ヤナギハッカ/Hyssop
Hyssopus officinalis
紫(青)/ピンク/白と花のバリエーションがある。ちなみに少しづつ香りも違う。通常だと紫が標準色。
多くのエリクシール系ハーブリキュールに配合される(というかほぼ必須)がかなりマイナーで知られていない。
紫色のきれいな花にはミツバチを始め多くの昆虫が蜜を求めて集まる。香りも穏やかな花の香でアブサンの香りのベースに重要な役割を果たしている。
国産アブサンをいつか作りたいと苦節20年、個人的な漬込みバージョンは何回も作っていたが蒸留バージョンは酒造免許がないと作れない。酒造免許を取得したら今度は材料が・・・と随分と長くかかってしまった。
アブサン発祥の地スイス、ヴェルトトラヴェル挟に行ったとき。
キュブラー社のスタッフやフランスポンタリエのエミルペルノー社のスタッフから
「アブサンは3つの材料が基本なんだ、グランドアブサン、ヒソップ、レモンバーム」と
その事が原体験になっているので国産アブサンはこの3つは日本産じゃないと納得がいかないと思っていたら材料集めが大変。グランドアブサン=ニガヨモギとレモンバームの栽培はやっている方いるけどヒソップはほぼいない。収穫季節もあるので自分で育てるしかなく、去年はごく少量1時仕込み分だけしか出来なかった。
材料を漬け込んで蒸留まで
蒸留液に更に漬け込む材料が不足して次のステップに入れませんでしたが、今季ようやくヒソップが少量取れて仕込めました。来月に完成予定。まだまだ味わいに納得行かないけどようやく形になりそうです。
350mlで40本程度ぐらいの超小ロットです。
開拓畑も順調だし秋ぐらいにも仕込めれたらいいなー
※ニガヨモギの半分は山形県、平氏の所。残り半分のニガヨモギとレモンバームとヒソップは東京都板橋産。
最近の作業
畑仕事
レーザープリンターと格闘
トムジン#11 小笠原 瓶詰め
#東京クラフトリキュール #東京のお酒 #ウルトラマイクロディスティラリー #蒸溜所 #トムジン #和キュラソー #板橋のお酒 #板橋リキュール #開拓から始めるリキュールづくり #アブサン #ヒソップ
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。